世界最古のワイン ジョージアワイン展
最近話題のジョージアワイン。
フランスボルドーのワイン文明博物館に続いて
2か国目の開催。
ジョージアワインの歴史がよく理解できるイベントです。
こんなにジョージアワインが試飲できる機会は
めったにないかも。
見どころ
- おしゃれな天王洲のホールで開催されている、ジョージアワイン展。
- 歴史や、実際のクヴェヴリの展示や、出土品など多数あり。
- 2階スペースには、カフェと試飲コーナーがあります。
- 1階スペース隣には、販売コーナーも。
- 入場者には、非売品の特製オリジナルパンフレットがもらえます。
ジョージアワイン展詳細
- 開催期間 2019年3月10日(日)~5月7日(火)
- 開館時間 11:00~18:00(入館は閉館の30分前)
- 入場料 1000円(未就学児童は無料)※ジョージアワイン展特製オリジナルパンフレット付き(非売品;計52ページ)
- 開催場所 寺田倉庫B&C HALL(東京天王洲)
ジョージアワインについて解説
ジョージア地理・気候
- 地理 ヨーロッパとアジアの間、西は黒海、北はロシア、南はトルコとアルメニア、東はアゼルバイジャン
- 気候 亜熱帯と温帯の境界に位置。東部は乾燥した大陸性気候。夏暑く、冬穏やかな寒さ、降水量は少なく寒暖差が大きい。西部は降水量多く湿潤寒暖差が小さい。 東部のカフェティ地区に国内のブドウ畑の65~70%が集中している。
ジョージアワインのここがスゴイ!
- ワイン造りのための最古の器クヴェヴリ使用。8,000年前のクヴェヴリ出土。
- ワインの語源はジョージア語。ジョージア語でワインの語源を意味する「グヴィノ」(ghvino)の語源ghvは固有のもの「グヴィノ」がvino vin wine など様々な言語になったと多くの言語学者が記述している。
- Vitis Vinifera種は南コーカサスで生まれた。
- ユネスコは、「クヴェヴリを用いたワイン造りの古い伝統」を世界無形文化遺産に指定。
- ブドウ栽培とワイン造りの伝統文化が途切れることなく続いてきた最も古い国の一つ。
- 世界で初めてぶどうの栽培種が誕生した場所は南コーカサス。
ジョージアワイン情報
- ワイン会社の登録数 500社
- 自家製ワインが多くの家庭で作られている。
- およそ200社がワインを輸出
- ぶどう収穫 約20~25万トン
- ワインの輸出 年間約5000万本
- ぶどう畑 5万ha
- ワイン生産量 8000万~1億2000万ℓ
- 国民一人当たりのワイン消費量 約25ℓ
生産地域
カへティ(KAKHETI) ジョージア第一のワイン産地。
- 気候 夏は暑く冬は温暖。やや亜熱帯的な穏やかな気候。
- 土壌 褐色森林土、腐植質の炭酸塩土、沖積炭酸塩土 沖積林の湿った土壌。
- 原産地呼称保護(PDO) ジョージアの18種のうち、14種がカヘティのワイン
チャチャ
ジョージアでは、ほぼすべてのワイン企業が生産。
サぺラヴィやルカツィテリ、チヌリから作られたチャチャもある。
17世紀には、アルコールを蒸留した記録がある。